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  転回

これもそんなに難しくはありません。(^^)
「転回」というその字のごとく、音をひっくり返す(転回)というニュアンスです。

今、の音が長3度の関係で同時に鳴っていたとします。
ミの音はそのままで、の音を1オクターブ上げてあげましょう。
もしくは、ドの音はそのままでの音を1オクターブ上げてあげましょう。
これでOKです。

転回後に出来た和音を見てみると、ある法則があることに気付きます。

<転回前>長3度 <転回後>短6度

まだ、これだけでは、何の法則も見えてきませんので、もう少し例をあげてみましょう。

ミ、ファという短2度の和音を転回すると・・・。(”→”からドラッグしてね。)
ファ、ミという長7度の関係にある和音ができます。

レ・ラという完全5度の和音を転回すると・・・。(”→”からドラッグしてね。)
ラ、レという完全4度の関係にある和音ができます。

転回前転回後の和音の度数をたしてみましょう。
全部「9」になるでしょう?
あと、がひっくり返ってるでしょう?
そして、「完全」はそのままです。これが、法則です。

「音程を転回せよ。」なんて問題が出た時に、転回前と転回後の度数を足して「10」なんかになったりしたら、 転回する時に間違えちゃった(^^)ってことですね。


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