生楽器を演奏する、もしくは生楽器演奏をパソコン等でシミュレートする・・という前提で書きます。

ぼちぼちと、ある本を読み進めています。
「作曲法」の部類に入る物で、巨匠の残したスコアを分析しながら解説・・といった本であります。
やっとこさ半分位まで読んだ所です。


このような言葉がありました。

作曲者は、奏者のモチベーションが上がるような曲を書くべし


もっと堅苦しい言葉で書かれていましたが、
平たくすると上記のような感じです。


ハッとしました。

私は今まで、聴き手側の事ばかり考えていました。
聴き手の事を考えるのは勿論ですが、
奏者の事をスルー・・と言うと大げさですけど、
おざなりにしていたのは確かです。

奏者の心に響かない物が、聴き手に届くわけがない、
そう思ったのでした。

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自分の出番は、ラストから3番目。

出番が近づくにつれ、心地よい緊張感が高まる。
そうそう、この感じ。
とっても懐かしいこの感じ。

さあ、いよいよ自分の番だ。

司会の人が、コメントを読み上げる中、私と夫はステージへ向かいます。

コメントは、前もって先生が書いていてくれたもので、
先日の臨時レッスンの際、確認をさせていただき、1つだけモノイイをつけさせてもらっていました。

私:「バイオリンを始めて半年、ってのを入れてください」

これは主張したい所でした。
初めての発表会、バイオリン暦半年という超ヘビービギナー仕様が許されるのは今だけ。そして、見てくれ、半年の成果を。
ヘロヘロだけど、来年はもっともっと上手になってくる、誓います。

たったの半年。こんな短い期間だけれど、思い出が走馬灯。
コンマスの王子様に一目惚れした16歳の頃の事、練習のしすぎで口がひん曲がってしまった事(今は完治)、始めた頃は指先がチリチリと痛かった事・・・。
蘇る思い出たち。

こんなに狭い会場なのに、後ろまで音が伝わってこなかった為、
出来るだけステージの前へ、リスナーに少しでも近い位置に立ちました。

司会者のコメントは、何かおかしい気配。
先生の書いた原稿と、違う事を言っている。

へ???

動揺。

結局、一番伝えたかった「バイオリン暦半年」は、言ってもらえませんでした。

動揺、動揺、動揺。

その時の私はといえば、
この場で、自分の口からそれを言うべきか、言わんべきかと葛藤していました。


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発表会は、主に子供の出る前半と、大人が出る後半の2部構成。

本番が始まる前、小さな小さなバイオリンと弓を持ったお母さんを何人か見かけたのですが、あれって、子供の楽器を持ってあげてたんですねぇ。
過保護?と思ったんですけど、違う。
人ごみの中で、そんな小さい子に楽器を持たせていたら、壊してしまうからなんでしょうね。なるほど。

トップバッターは4歳の女の子。今年で2度目の出演だとか。
私より、先輩ですよ。w

あんなに小さなバイオリンなのに、
小さな子が持つと、ジャストフィット。
弓はまだしっかりと持てないので握りしめるように持ち、きらきら星を堂々と弾いていました。

今の所予定はありませんが、もし将来、自分に子供を授かる事があれば、我が子と合奏できたら素敵だろうなあ・・。
我が子の為に、たくさん作曲しそうです。

子:お母さんの曲、簡単だからイヤなんだよねー。もっとさー、シャコンヌみたいなの作ってよ。

なんちゅう生意気なガキ。けど、こんな事言われたらお母さん頑張っちゃうぞ。妄想全開。
これはさておき。

プログラムが進むと、年齢も高くなっていきます。
上手な子、下手な子、そして音感がある子。
素質という言い方は好ましくありませんが、
15人程演奏した子供達の中で、はっきりとその素質を感じさせる子もいました。
来年、彼らの成長を見るのが楽しみですよ。

10分の休憩を挟み後半戦。
大人達の演奏が始まる頃には、満員御礼だった席にも空席が目立つようになってきていました。

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昨晩、こんな時に発熱。
リポDとキューピーコーワゴールドを投下して望んだ初めての発表会。
たくさんの想いを残し、無事終了。
早速反省会にいきたいと思います。

人前で演奏をすること。
お金が発生しないイベントでは、発表会だったり、定期演奏会だったり、実技試験にコンクール等々。

これは私の主観なのですが、
素人がそういう場面で、普段の50%の力も発揮出来れば上等。
その為に、普段の練習では150%以上の出来を目指す。

今日の発表会。40%位の出来でした。
まさかのまさか、出鼻でしくじり、即弾き直しをしたのです。
正直、自分でもびっくり。
なぜそんなミスをしてしまったのか。それは後程。

リハ前に、夫の実家へ寄り軽くピアノと合わせました。
ちょうど姪っ子、甥っ子が遊びに来ていて、
私達の練習風景をモノ珍し気に見学していました。
合間にちらりと弾いたドラクエ曲に彼らは反応し、
「その曲(ドラクエ)の方がすごい(上手)ね!」と言われ、ブルー。

発表会の会場は「ホール」というにはお粗末すぎる、
あれは何て言うんだろう。大部屋?
ドアには「会議室1」とか書いてありましたな。ヽ(`Д´)ノ
まあ、リスナーに聴こえる環境が発表会仕様にカスタマイズされているのなら、別に会議室でも職員室でもいいんですよ。

午前中、リハがありました。
一番後ろで人の演奏を聴いてたのですが、どうも皆さんの音が小さいんです。
うーん、こういうもんなんだろうか。
小さなステージがあり、そこに向かってやや斜め上方低い位置からマイクが1本、でっかいスピーカーが2台。
なるほど、これで会場の音響を補正するのね。
その割には、伴奏(ピアノや電子オルガン)とバイオリンのバランス(音量)が悪く、もしかしてあのマイクはダミー?と疑ったりしていました。

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8月頃からだか、楽器に不調を感じておりました。
「今までと様子が違う気がする」ではなく、今回は確信を持って
「こう様子が違うのだ」と言えます。

それの原因が何なのかは分かりませんが、症状は人に伝えられます。
こういう経験を積んでいくには、時間を重ねるしかないのですよね。

発表会まであと半月程ですし、楽器を買ったお店に持って行きました。

どういう症状だったかというと・・

自分なりにですが、
前は楽に弦を押さえて音が鳴っていたものが、
ギュウゥッと押さえないと、風邪をひいたような音、
ヒィッという感じの音が鳴るのです。(裏返る音ではないです)
かすんでLowがない感じでしょうか。
力を込めて弦を押さえるので、左手が異様に疲れるのでした。
そして、不快な音がストレシーでした。

楽器屋の職人のおじさんは、相変わらず顔が恐ろしかったです。(^^;
上記の症状を話し、点検が始まりました。

職人:「弓はいつ替えましたか?(毛替え)」
私:7月です
職人;「じゃあ、大丈夫ですね」

弓(毛)は○。

職人:「弦はいつ替えましたか?」
私;まだ2ヶ月経ってない位で、弦は○○(弦の名前)です。
職人:「ああ、なるほどね」

まだ分かんないけど、弦もセーフっぽい。

てことは、本体に何か原因があったの?
職人さんは、工具で表板を持ち上げるような事(に見えた)したり、
f穴から突っ込んで何かしています。

“なんともないよ”というオチだったりして・・(弱)

ものの10分位に思えましたが、あっという間に点検らしき作業が終わり、
職人さんが試し弾きをします。
美しい音!!
こんなキレイな音が、あの楽器からは出るんや。

職人:「こんな感じでどうでしょう」

と、楽器を手渡され試奏部屋へ行きました。
キレイな音なのも、自分ではないもっと上手な人が弾いたからなんだろうなあ・・なんて思いながら、弾いてみました。

!!!
なおってる。

傍に夫もおり、私と同じような事を思っていたようですが、
「キレイな音になっとる!」と言うてました。
ていうか、前より良くなったように感じてしまいましたよ。

しかし、なんで?何をしたらこうなるんだろう。

職人:「調整しました」

具体的に!

職人:「魂柱をね、いじりました(笑)」

うっはーーー。超調整の恩恵。

素晴らしい。職人ってこうでなきゃ。
感激&お礼のメールを送ることにします。

ちなみに、お値段は無料でした。
そこのお店で楽器を買ったので「アフター」なのだそうです。
アフターサービスのことでしょうな。

そうそう。なんで“ギュウゥッと力を込めて押さえなければいけなかったのか”について。結果から言うと、2点。
それは「季節による楽器の調子弦のキャラクター」の繰り出すダブルコンボ。

夏季に湿気で、楽器の木に変調がおき、それに伴って弦の張り具合へ影響し、更に更に、今使っている弦ってのが、わりと「弦を押さえる力が強め」でないと良い音が出ないという特徴があるらしい。
これからの季節は、このダブルコンボも落ち着いてくるらしいです。

湿気や乾燥は大敵と聞いておりましたが、楽器にこんな風に影響が出る事を、経験を持って知りました。
勉強になりました。

今年の夏は常時、部屋のをクーラーを28~29度に温度設定してたんですけど、来年はもっと注意深くいきますよ。
楽器と初めて過ごす冬。こちらも気をつけます。

お世話になってる職人さんは、
音叉を耳に突っ込んで、手放しにしながら楽器を弾くんです。
耳の穴に音叉がくっついてる、もしくは、耳から音叉が生えているような風貌であります。
密かに、これを見るのが楽しみだったりしたのですが、
今日は、音叉食ってました・・。ヽ(`Д´)ノ




私の専門は商業音楽ではないんですが・・。

たまたまテレビで、~90年代のヒット歌謡曲がダーッと流れていたのですよ。
新しい時代になるほど、広い意味で音質が向上してるのは勿論なのですが、
曲達の譜面ずらに注目すると、どんどん薄っぺらくなってきてる印象を受けました。

全部が全部じゃないですよ?w

商業音楽の世界では凡そ、売れた物=いい物、ですわな。
売れる為には仕込みも肝心で、何ていうか、うまく宣伝したもん勝ちのような部分を感じ、寂しくもあります。
ああ、だから商業なのか。




良い曲(これは好みですが)があったとして、それを再生する時。

ターゲットとする音源が生楽器であれば、優秀なプレイヤーが必要で、打ち込み音楽、いわゆるデスクトップミュージックにおけるサウンド再生については、データを作成するスキルや音色作りが発生します。

媒体がデジタル及びアナログであれ、その場限りのリアルタイム性再生を求める場合を除き、録音行程が加わります。

リアルタイム性再生ってなんだ?(^^;
ライブ(コンサート)とかですな。回りくどい言い方はヤメヤメ。

先日、あるCDを聴きました。
タイトルは伏せますが、名のあるオーケストラ団が、某ゲーム曲を演奏している物です。
結果から書くと、ひどいものでした。
録音が。

音がフラットに再生される環境である夫の四畳半スタジオで聴いたのですが、え?夫の環境で何かEQとか入ってたりする?と疑いましたよ。

オーケストラ演奏といえど、録音→CD化される際、エンジニアによる加工が入るのは、ごく普通に行われていると思いま・・、いや、行われております。

私は録音について詳しくないのですが、オケは基本「マイク2本でオケ全体を録る形」で収録され、場合によってパートごとに追加されたりするそうです。
私の聴いたCDはおそらく前者だと思われます。
別にどっちゃでもいいんですよ、良い物が仕上がるのであれば。

どこが聴くに耐えなかったというと、
輪郭がボヤけすぎている&低音が引っ込みすぎている部分。「ホールの残響も込みでオケ」だと思うのですが、マイクが遠すぎるのか、はたまた後がけでリバーブを足しすぎてしまったのか、コンプで残響が持ち上げられてしまったのかは謎です。

極めつけはコレ。
曲のクレッシェンド時に音がつぶれる(リミッター?)・・そしてフェーダー今上げた?と疑われる部分。
1度聴いてこれですから、聞き耳立てて聴いたなら、もっと悪行を見つけることができるのでしょう。
残念ながら、いい部分は感じられませんでした。

演奏を活かすのがエンジニアの役目だと思います。
演奏を殺しちゃってどうするよ。ヽ(`Д´)ノ

ものすごく、このエンジニアの事を考えました。
力量がない為なのか、ゲームユーザーをバカにしているのか。
エンジニアの事情なんて、ユーザーは知ったこっちゃないですよね。

とても残念でした。




もし自分に子供が出来たらぁ~、
音楽が好きな子になってほしいしぃ~、
やっぱ3歳からレッスンに通うのがいいよねぇ♪

特に疑問もなく、そういうもんだと思い込んでましたよ。
すりこみですわ。

うちとこの夫も音楽家です。
なので、音楽に関してだけは抜群に良い環境だと思います。
だから、こういう疑問を持つのかもですが・・。

始めるのって早いに越したことないと思います。
3歳という年齢が、やっと習い事を開始出来る最速のスタートラインであるのもよく分かります。

が、

音楽にそれなりに精通した親がいる子供なら、
5歳、いや、7歳でもいいんでない?
と、最近思うのですよ。

音楽にそれなりに精通した親がいる事が前提になりますが、
音に慣れさせる(音感を身に付ける)事は、3歳なんて言わず、
それこそ生まれた時からでも出来ますよね?

技術は後からでもついてくると思います。
作法、礼儀も後からついてくるでしょう。
早くに始めるのを大事とされるのは「音感」を身に付ける為なのかな、と。
そんな風に思うのでした。

関係ないですけど、男の子だったら「主音」君って、いい名前だと思いませんこと?
将来、音楽家にならなかったら、非常に意味不明な名前ですが、
音楽家としては、ある意味最強の名前かもです。
よそ様から見れば、萌え系&親のエゴ、なんでしょうなあ。(T_T)




レイトスターター(以下レイト)という言葉に、ずっと引っ掛かりを感じています。
ネットを見ていると、ぶっちゃけ随分とけなされてるというか、いじめられてるような気分になります。(T_T)
勿論そればっかじゃないですし、先駆者のありがたい言葉なんだと思えばどーってことないのですが、自分も過去に感じた“音大の悪しき文化”を見ているような気になるのでした。

アーリーだのレイトだのと、「始めた年齢」を気にされがちなクラシック音楽人の世界。弦楽器とピアノは特にそれを感じます。
なんでなんやろうな、と。
レイトが快挙を成し遂げたという前例がないから?(^^;

最近では、「3歳からレッスンに通い始めるのが常識」だと言われている事にすら、疑問を感じ始めています。
否定ではないですよw?これはまたの機会にいずれ。
(そういう私は5歳から)

私は、音楽って、音楽にまじめに取り組んだ人が長く生きれば生きるほど極みに近づいて行く物なんだと思っています。

極端な例え話、ありえませんが、全く同じ人間で、全く同じ音楽環境の3歳児と40歳の大人がいたとします。
(同じ環境に生きる自分が2人、大人版と子供版がいる感じです)
80歳迄楽器が演奏出来るとして、40歳から始めた人(レイト)よりそりゃあ小さい時から始めた方(アーリー)がそれだけ長い間、単純に倍近くの時間を楽器と過ごせるのですから、両者が80歳になった時の演奏力は後者の方が勝っているはずです。

ぬ。そういう話ではなさそうですね。
もっと泥臭い話なんでしょうけど、10年後はまた違った討論がなされてるんだろうなと思ったりです。

自分の隠れた能力に気付かず一生を終える人だっているんでしょうね。
ヤマハが世に送った「サイレントバイオリン&大人のバイオリン教室」。
バイオリンに今まで興味を持っていたが始める事が出来なかった・・という人達の救世主。あまり“才能・素質”という言葉は使いたくないですが、そこをきっかけにして隠れた才能が開花し、めきめき成長する人も現れそう。

趣味だったら楽しけりゃいいですよね。自己満足で全然OKかと。
発表会以外の公の場で弾いたり、お金を頂いて演奏するとなると、
楽しけりゃいいで済まされませんが・・。(^^;

私の専門は作曲なんですが、作曲やりたいって大人は少ないんですかね?
楽器を演奏するのも楽しいですけど、作曲も楽しいですわよ。(^^)




左手のお話です。
初めてバイオリンを触った時に思ったこと。
“バイオリンって、音当てゲーム?”(失礼)

鍵盤楽器のように音が割り振られていないし、
フレットという目印もない。

高めと低めのcisが出せるフレットレス。
幅広いdisが表現できるバイオリン。
音感は必須・・といっても過言ではないかもですね。

歌が上手な人はバイオリンも上手(になる可能性がある)、と聞きます。
深読みすれば、音痴は不利ですよ、とも取れます。
でも、これよく分かります。

歌にもたくさんの表現方法があり、一概に“上手い”をひとくくりには出来ませんが「音の三要素」「音楽の三要素」が一部関係してくるように思います。
※音の三要素:音程、音量、音色
※音楽の三要素:メロディー、リズム、ハーモニー


いい声(好みもあるでしょう)で、声量があり、音程はしっかり安定、
そしてグルービーな歌い手=歌がうまい、と言えると思います。

しっかりした音程で歌が歌える人は、バイオリンでも音程を感じる事が出来るはずです。但し、指が動くとか、キレイな音が出せるかは別の話ですが。

では、音痴な人がバイオリンを演奏する事は不利なのでしょうか。

音痴といえど、音を声で正しく出せないだけで、
頭の中では鳴っているような場合は、問題ないと思います。
音は分かっているんだけど、声では出せない・・ってやつです。

自称音痴な方は結構いらっしゃると思うのですが、
かなりレアだと思われる真の音痴でも、上記のように音が分かっているのなら大丈夫だと思います。

問題は、頭の中でも音が鳴らないガチな音痴です。
どうやって演奏してるんだろう。(^^;

音叉での調弦は厳しいのでチューナーを使用。各弦のピッチが狂わないと仮定したとして、左指で押さえる位置を視覚的に覚えた後、指の型と間隔、ポジション移動時の距離感を備えていれば弾くことは出来そうですが、こりゃ大変でしょうな。
だけど、メリットもあります。音の位置を目で絶対的に分かっている所から、コンディションに流されない常に安定した音が出せそうです。
うわ、なんかロボットみたいですねぇ。(T_T)